畲族「三月三」

畲族の年中行事として、旧暦3月3日を「三月三」と称して祝う。「三月三」は畲族にとって一番大事な行事で、漢民族の春節と同じぐらいである。畲族の「三月三」はだいたい2日間や3日間ぐらい続く。その日、畲族内はどこでも灯篭を飾ってあり、畲族民は、祖先と穀神を祭り、盛大な歌合戦を行い、非常ににぎやかである。

 畲族(シェ族)は浙江省の少数民族の中で一番人口が多い民族で、主に、温州、麗水、金華に住居している。唐や宋の時代以来、畲族は広東や福建から浙江省の西南部の山に移住してきた。景寧は全国唯一の畲族自治県で、華東地域の唯一の少数民族自治県である。彼らは「山哈」と自称で、山を背にし、刀や火を利用し農耕生活をしてきた。


畲族の「三月三」

  畲族の年中行事として、旧暦3月3日を「三月三」と称して祝う。「三月三」畲族にとって一番大事な行事で、漢民族の春節と同じぐらいである。畲族の「三月三」はだいたい2日間や3日間ぐらい続く。その日、畲族内はどこでも灯篭を飾ってあり、畲族民は、祖先と穀神を祭り、盛大な歌合戦を行い、非常ににぎやかである。歌合戦は「畲歌」と呼ばれる即興の歌を歌い、対歌の形で行う。畲族の民歌は悠久な歴史と豊かな文化を持ている。対歌、すなわち山歌は畲族の主な口頭文学で、畲族にとって重要な存在である。また、その日は畲族民がみな特色のある伝統服飾を着て、お客様を迎え、伝統食である烏米飯を炊き、それを来客に招待する。

畲族の「三月三」

  烏米飯とは、特別な樹の葉の汁を出して、米をその汁で黒く染めることによって、出来上がる。そのため、「三月三」は、また「対歌会」や「烏飯節」と呼ばれることがある。それ以外、他のいろいろな活動が行われる。例えば、抛绣球はその中の一つである。抛绣球とは、二階に並んでいる花嫁衣装の女性達は好きな男性を選んで二階から「绣球」を投げてあげる。

烏米飯

 2008年、畲族の「三月三」は中国非物質文化遺産にリストされた。2012年、畲族の「三月三」は「中国もっとも特色のあるお祭りである」と称られた。