白蛇伝

『白蛇伝』は杭州で発生した物語で、断橋、雷峰塔及び西湖と深く関わっていて、その物語のため、杭州は一層ロマンチックとミステリー感を人々に与えている。

 『白蛇伝』は古くから人々に伝えられている民間伝説であり、中国四大民間愛情伝説の一つである(他のはそれぞれ、梁山伯(りゃんしゃんぼ)と祝英台(ちゅういんたい)』、孟姜女(もうきょうじょ)』と『牛郎織女(ぎゅうろうしょくじょ)』である)。白蛇伝』の影響はだんだん広がり、中国国内よく知られているだけでなく、日本、韓国、インド、ベトナムなどの国まで伝わった。

 『白蛇伝』は杭州で発生した物語で、断橋、雷峰塔及び西湖と深く関わっていて、その物語のため、杭州は一層ロマンチックとミステリー感を人々に与えている。

 『白蛇伝』は清の時代に成熟し、流行っていた。白蛇伝』は中国民間で集団で創作した典型的な文学である。白蛇伝』は白娘はくじょうし許仙(しゅうせん)法海(ほっかい)と小青(しょうちん)といった人物を通して、当時の人々が人間性を解放したいという願望を描き出した。中華民族の精神文化遺産と言え、『中国初の国家レベルの無形文化遺産代表リスト』に入られた。

白蛇伝

 話にいよると、ある白蛇は、峨眉山(がびさん)で千年わたって修行し、ようやく人間となれ、美しくしとやかな娘に変身し白娘子と呼ばれる。またある青い蛇は五百年の修練を終えて、性格が活発な娘に変身し、小青と呼ばれる。二人は一緒に西湖に遊びに来た。断橋に着いたところ、白娘人ごみの中から眉目秀麗な書生を見かけて一目ぼれした。小青はひそかに法を使って、大雨が降り出して、白面書生である許仙は傘を差しながら、西湖で船を乗ろうとしているところ、白娘子と小青を見かけ、二人に自分の傘を貸して上げて、自分は雨にひどく濡れた。そのような正直な青年が白娘子の心を打たれた。許仙もその美しい白娘子のことが好きになった。二人は小青のおかげで、結びつけられ、結婚した。西湖の傍に一軒の薬屋を開き、人々の病を治して住民から好かれていた。

 ところが金山寺の法師法海は、白娘を人間世界に災いをもたらす妖怪だと見て、許仙に白娘は白蛇の化身だとこっそり告げ、彼女が白蛇だと確かめる方法も教えた。端午の節句の日、邪気を追い払うために黄酒を飲む習慣があるそれを聞いた許仙は半信半疑であったが、法海に教わった方法で、妻の白娘に強引に黄酒を飲ませようとした。その時、白娘はすでに身ごもっていたが、夫の勧めをついに断れ切れずに黄酒を飲んでしまったから、彼女は元の白蛇の姿を現した。これに驚いた許仙はショックんでまった。許仙を救うため、白娘は身ごもった体でありながら、人を蘇らせる霊芝を手に入れようと、遥か千里の昆侖山へ向い、霊芝の番人と激しく戦ったあげく、番人も白娘の情に感動され、霊芝を白娘に渡した。こうして生き返った許仙は、妻の白娘が心底から自分を愛していると分かり、夫婦の絆はより一層深まったのである。

白蛇伝

 しかし、法海はそれでも人間世界に暮らす白娘を許さなかった。彼は許仙を欺いて金山寺に来させ出家を迫った。怒った白娘と小青は、許仙を救出すため、水族の兵を率いて金山寺を攻め立てた。彼女たちは絶えずに魔法を使って大水で金山寺は沈ませようとした。これが有名な「水漫金山」である。一方、法海も負けずに大いに魔術を使ったので、出産をまじかに控えた白娘はつい法海に敵わず、小青に掩護されてなんとか逃げ出した。そして彼女が断橋まで逃げてきたとき、ちょうど金山寺から逃げ出した許仙と偶然に会った。許仙と白娘はこの災いを経験して最初に出会った場所で再会したのだ。二人は、これまでの多くのことを思い出し抱き合って泣いた。

 の後白娘は息子を産み落とした。子供が満月の時、また法海がやってきた。彼は無情にも法を使って、白娘を西湖の傍にある雷峰塔に封じ込め、西湖の水が枯れ、雷峰塔が倒れない限り、白娘は永久に人間世界に戻れないとの呪いをかけた。

雷峰塔

 それから長い年月が流れ、小青はようやく神火を修練できた。再び西湖へとやってきて、雷峰塔を焼いてしまい、白娘を助け出したのである。

 白娘と許仙の西湖での出会い、そしてその後の物語は、観光客に感銘を与え、こうして西湖はここを訪れた人々の忘れがたい地にしている。